『ムーン・ビームス』ビル・エヴァンス・トリオ

『Moon Beams』The Bill Evans Trio
収録曲
- Re: Person I Knew
- Polka Dots and Moonbeams
- I Fall in Love to Easily
- Stairway to the Stars
- If You Could See Me Now
- It Might As Well Be Spring
- In Love in Vain
- Very Early
Personnel
Bill Evans (p)
Chuck Israels (b)
Paul Motian (ds)
録音:
1962年5月17日 (5.)
1962年5月29日 (1.8.)
1962年6月2日 (2.3.4.6.7.)
レーベル:Riverside
ディスクガイド
このアルバム『Moon Beams』は、Bill EvansがベーシストScott LaFaroを亡くしたあと、沈黙を破って新たにチャレンジした最初のトリオ録音として知られるアルバムです。ベースにはChuck Israels、ドラムにはPaul Motianを迎え、1962年5月から6月にかけてニューヨークで録音されました。
同じセッションからは姉妹盤『How My Heart Sings!』も作られていて、テンポのある曲はそちらに、そしてしっとりとしたバラードはこの『Moon Beams』に収められています。つまり、Bill Evansの叙情的な一面をじっくり味わえる一枚といえるのかな、と。
アルバムを象徴するのは、やはりその美しい選曲と繊細なタッチ。表題の「月光」と同じように、淡く、でも確かな存在感で耳に残ります。ジャケットに映る金髪女性(当時モデルだったNico氏)のイメージも相まって、作品全体がふわっと一つの夢のような雰囲気に包まれているという印象。
レコードを手に入れて、大きいサイズのジャケットを飾りたい1枚!
初心者にオススメできる?
「ジャズは難しそう…」と感じる方にもおすすめできるアルバムです!バラード中心なので聴きやすく、夜にリラックスして聴くBGMにもぴったり。この雰囲気が気に入ったなら、姉妹盤『How My Heart Sings!』を続けて聴いてみるのもおすすめです。
Pick up!!
1.Re: Person I Knew
Bill Evansのオリジナル。タイトルはプロデューサーOrrin Keepnewsの名前をアナグラムにしたもの。ツー・ファイブ進行が中心のバップナンバーとは違う、60年代ジャズらしいコード進行が美しい楽曲です。以降のライブでもよく演奏される曲のひとつ。
2.Polka Dots and Moonbeams
スタンダードの中でも、とくに『Moon Beams』を象徴する名演。派手なアレンジはなく、しっとりと演奏されています。まさに「月明かりのようなジャズ」という形容がぴったり。