『インタープレイ』ビル・エヴァンス
『Interplay』Bill Evans
収録曲
1. You And The Night And The Music
2. When You Wish Upon A Star
3. I’ll Never Smile Again
4. Interplay
5. You Go To My Head
6. Wrap Your Troubles In Dreams
Bill Evans (p)
Freddie Hubbard (tp)
Jim Hall (g)
Percy Heath (b)
Philly Joe Jones (ds)
録音:1962年7月16日、17日
レーベル:Riverside
ディスクガイド
すごいクインテットの中で、元気なBill Evans!という感じのアルバムです。
『Undercurrent』では相性バッチリのデュオ演奏をしたJim Hallがギターを、Milesとは全く違うスタイルの名手Freddie Hubbardがトランペットを、レギュラーにはならないもののMilesバンド以降ことあるごとに共演するドラマーPhilly Joe Jonesに加え、ベースも当時のトリオレギュラーChuck IsraelsではなくPercy Heath。
アルバム名義は”Bill Evans”ですが、Evansが主役という感じではなく、メンバー全員が輝くような演奏・アレンジという印象です。
各メンバーの影響を受けて(?)、良い意味でいつものEvansらしさは無く、元気にノリノリ。
「You And The Night And The Music」や「I’ll Never Smile Again」などは、これぞハード・バップという感じの気持ち良いアレンジ。
初心者にオススメできる?
一般的に知られる「Bill Evansらしさ」とは違う方向のアルバムですが、全体的に分かりやすい内容のアルバムだと思います。
管楽器も入っている聴きやすい1枚が欲しかったらオススメできます。
Pick up!!
2. When You Wish Upon A Star
誰もが知っているピノキオの「星に願いを」です!しっとり演奏。
冒頭のテーマの部分、トランペットを聴いていると一瞬違う曲かと思ってしまうかも。
メロディを弾いているのはギターです。
4. Interplay
しっかりアレンジの固められたマイナーブルース曲。
ほぼ同じような雰囲気を持つ「Loose Bloose」という兄弟曲もあります。