ミニ解説付きディスク一覧

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200枚近くあるBill Evansの参加したアルバムのうち60数枚ほどを、とりあえずメモ程度の解説とともに紹介。

◆名義◆
ジャケットを見ても、どれが正式名義なのかあやふやなものもありますが、分かる範囲で。

◆評価◆
評価なんていうと偉そうですが、演奏の質、歴史的な価値、あと個人的な好みでもつけています。参考程度に。

◆初心者向け◆
ジャズ初心者が買って失敗しないかどうかを基準に考えて付けています。
「とっつきやすさ」なんかに言いかえても良いかも。
内容が素晴らしくても、音質の酷いもの(プライベート録音やラジオ音源など)や、コアなファン向けのものは△や×にしています。

アルバム名名義コメント評価初心者向け
1940年代
Very Early Volume 1Bill Evans若き日の発掘音源集。×
1950年代
The Singing ReedLucy Reed女性ヴォーカルの歌伴。
ピアノの音量小さめ。
×
A Message From GarciaDick
Garcia
ギタリストのアルバム。
Evansは3曲のみ参加。
×
New Jazz ConceptionsBill Evans初のリーダーアルバム。
トリオ編成。
TenderlyBill Evans
Don
Elliott
ヴィブラフォン奏者との未発表音源。
セッション的。
×
East CoastingCharles MingusベーシストCharles Mingusのアルバムに参加したもの。
Bill Evans色は弱め。
×
Guys and Dolls Like VibesEddie Costa Quartetミュージカルから選曲。
ヴィブラフォンを含むカルテットで、演奏内容はオーソドックス。
Radio Broadcasts 1958-1959Miles Davis Quintet And Sextetラジオ放送音源より。
貴重だけれど音質悪し。
×
1958 MilesMiles
Davis
Milesバンドでのスタジオ盤。スタンダード中心。
Legrand JazzMichel
Legrand
Michel Legrandのアレンジ、指揮によるジャズ。Evans参加は4曲のみ。
Portrait of CannonballCannonball Adderley QuintetCannonballのアルバムに参加。「Nardis」初登場だけれど微妙なテイク。
At Newport 1958Miles
Davis
Milesバンドでのライブ盤。Evansの活躍は控えめ。
Modern ArtArt Farmerサイドマンとしての参加。Evans色は薄いけど聴きやすいハード・バップ。
Jazz At The PlazaMiles
Davis
Sextet
Milesバンドでのライブ演奏。発売されたのはかなり後年になってから。
Everybody Digs Bill EvansBill Evansリーダー作二枚目。トリオ編成。
ChetChet BakerChet Bakerとの共演。しかし演奏全体がぬるい温度?
On Green Dolphin StreetBill Evans with Philly Joe JonesMilesバンドのメンバーによるトリオ。
Kind of BlueMiles
Davis
Milesバンドに参加した大傑作のスタジオレコーディング盤。
The Ivory HuntersBob Brookmeyer
Bill Evans
2台ピアノによる特殊な演奏。×
At LastTony Scott featuring 各メンバーTony Scott以外は、黄金トリオメンバー。×
Portrait in JazzBill Evans Trio超有名盤。枯葉収録。間違いない一枚。
1960年代
The Soft Land of Make BelieveFrank Minionヴォーカルによる名演の再現。×
The 1960 Birdland SessionsBill Evans Trio音質は最悪だが、この時期の演奏をもっと聴きたければ。×
Know What I Mean?Cannonball Adderley with Bill Evans再びCannonballとの共演。こちらはEvans色が強め。
ExplorationsBill Evans Trio絶頂期のスタジオ盤。
Sunday At The Village VanguardBill Evans Trio「Waltz For Debby」と同ライブの音源。
Waltz For DebbyBill Evans Trio知名度も評価もとっても高い一枚。
NirvanaHerbie Mann & The Bill Evans Trioピアノの音割れがひどい。Evansの弾く「Gymnopedie」は貴重だけれど。
Time RememberedBill Evans未発表音源集。ソロピアノ演奏も多数収録。
UndercurrentBill Evans Jim Hall上質なピアノとギターのデュオ。
Moon BeamsBill Evans Trioトリオ編成でしっとり曲中心。
How My Heart Sings!Bill Evans Trioトリオ編成。名曲揃い。
InterplayBill Evans with 各メンバー豪華メンバーによる熱い演奏!
EmpathyBill Evans Shelly Manne with Monty Budwig
ドラマーShelly Manneとの共演盤。
Loose BluesBill Evans『Interplay』に近い編成。こちらは完成度がいまひとつ。
The Solo Sessions Volume 1Bill Evansお蔵入りしていたソロピアノ音源集。
The Solo Sessions Volume 2Bill EvansこちらはそのVolume2。
Conversations With MyselfBill Evans一人ピアノ多重録音。
At Shelly’s Manne-HoleBill Evans Trio良くも悪くもゆったりムードのライブ。
Trio 64Bill Evansトリオ盤。「Santa Claus Is Coming To Town」収録。
Stan Getz & Bill EvansStan Getz & Bill Evansサックス奏者Stan Getzと。熱い演奏からしっとり系まで。
Waltz For Debby (Monica Zetterlund)Monica Zetterlund Bill Evans歌になった「Waltz For Debby」。
ボーナストラックに、衝撃的なEvansの歌唱も収録。
Trio ’65Bill Evans Trio過去に録音済みの曲が多い。新鮮味はないけど完成度は高い。
Bill Evans at Town HallBill Evans Trio拍手も含め上品な空気。
クラシックコンサートのような長めのソロメドレーも。
IntermodulationBill Evans Jim HallJim Hallとのデュオ、第二弾。
A Simple Matter Of ConvictionBill Evans
Eddie Gomez
Shelly Manne
再びドラマーShelly Manneとの共演。こちらの方が好演。
At The Montreux Jazz FestivalBill Evans最強トリオのライブ盤。
AloneBill Evansソロピアノ盤最高傑作。
What’s NewBill Evans with Jeremy Steigフルート奏者Jeremy Steigとの一枚。
From Left to RightBill Evans エレピ使い始めの一枚。
内容はムードミュージックっぽい。
1970年代
Piano PlayerBill Evans未発表音源集。
The Bill Evans AlbumBill Evansエレピを併用する新時代トリオ。
The Tokyo ConcertBill Evans初来日公演のライブ音源
EloquenceBill Evans未発表音源集。
魅力的なソロピアノのテイクが多い。
The Tony Bennett Bill Evans AlbumTony Bennett Bill Evans男性ヴォーカルとのデュオで「Waltz for Debby」。
Alone(Again)Bill Evansソロピアノ。『Alone』よりも少しパワフル。
Together AgainTony Bennett Bill Evans再びTony Bennettとの「デュオ」。後のアルバムタイトルにもなる「You Must Believe In Spring」も演奏。
I Will Say GoodbyeThe Bill Evans Trio70年代後半の良作。トリオ編成。
You Must Believe in SpringBill Evans70年代スタジオ盤の傑作。高い完成度。
New ConversationsBill Evans一人ピアノ多重録音続編。
AffinityBill Evans
Toots Thielemans
ハーモニカ奏者との共演盤。エレピも結構弾いている。
Marian McPartland’s Piano JazzBill Evansピアニストとのラジオ番組出演時の音源。綺麗な録音でソロピアノを収録。
We Will Meet AgainBill Evans最後のスタジオ盤。クインテット。
Practice Tape No.1Bill Evans自宅での練習音源。ファンならとても楽しめる。×
ConsecrationBill Evans Trio晩年のライブ盤。