『アット・シェリーズ・マン・ホール』ビル・エヴァンス・トリオ
『At Shelly's Manne-Hole』Bill Evans Trio
収録曲
1. Isn’t It Romantic
2. The Boy Next Door
3. Wonder Why
4. Swedish Pastry
5. Our Love Is Here To Stay
6. ‘Round Midnight
7. Stella By Starlight
8. All The Things You Are
9. Blues in ‘F’
Bill Evans (p)
Chuck Israels (b)
Larry Bunker (ds)
録音：1963年5月30日 31日
レーベル：Riverside
ディスクガイド
ライブ盤。
ドラムはLarry Bunker！ブラシによる演奏がお見事です。
事前打ち合わせがほとんど無かったんじゃないかという、ジャムセッションに近い雰囲気のライブという印象。
凝ったアレンジ、仕掛けの類が一切なく、全体的に、淡々と進む感じがあります。
迫力や刺激という面では物足りないけど、メンバーそれぞれの素の演奏を聴ける感じ。そういう意味では貴重なのかも。
『Time Remembered』という別アルバムには、このライブ盤に入りきらなかった演奏の一部が収録されています。
雰囲気を気に入ったのなら、そちらもおすすめ。
オードリー・ヘップバーンの出演した映画『(麗しの)サブリナ』などでおなじみの「Isn’t It Romantic」。
Bill Evansがこの曲を演奏している録音はやや珍しく、私はこれ目当てで購入しました。
初心者にオススメできる？
収録曲のほとんどがいわゆるジャズ・スタンダード曲。
入門には最適。ただ、ちょっとゆるやかな曲調のものが多いので聴いていて眠くなるかも…
ジャズっぽい雰囲気でリラックスしたい時のBGMにはオススメです！
Pick up!!
9. Blues in ‘F’
ゆったりめのジャズブルースをBill Evansが普通に弾いている録音は多くないと思われる。
Bill Evansのブルース進行に対するアプローチを研究できる貴重な音源。
